2023年12月15日

鹿児島市内へ行く

鹿児島市内へ行く

(次の部分は、2023年(令和5年)7月に書いた記述です)
 しばらく前から観光旅行のプランをつくっています。
 当初は、今年5月ごろに、NHKテレビ番組『72時間』で観た青森県恐山(おそれざん。荒涼とした風景が良かった)へ行こうとしましたが、4月のとある朝、おふとんの中で目が覚めたら、おしりのまんなか右側に激痛があり、病院で坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)という診断をいただき、7月初旬まで整形外科に通院して5月の旅行をあきらめました。お尻のまんなか右あたりから、右足ふともも・右足ふくはぎ、右足の指先(ゆびさき)小指あたりまで1本の筋が通っていて、痛みと右足の裏に空気が入っている感覚が続きました。(結局7月まで毎週整形外科へリハビリに通い痛みがおさまりました)

 それなら9月に青森の恐山と盛岡市内に行けないかとプランを練っていたら、恐山にも翌日の宿泊を考えていた岩手県盛岡市内にも熊が出たとのニュースを目にして、今年はやめておこう。熊がいなくなるであろう来年以降にしようと、東北旅行は先のばしにすることにしました。

 次に考えたのが、長崎県の雲仙温泉でした。今はもう亡くなりましたが、義父母が五十代のときに観光旅行したところであり、わたしたち夫婦も訪れてみようかと思いついたのです。ところが、意外に遠い。うーむどうしようかと迷っていた時に、九州福岡の親戚と電話で話したら、どうも雲仙は観光地としてはさびれているらしい。通過点として立ち寄る場所で、宿泊する人は少ない。

 あれやこれや話しているうちに、新幹線開業で、博多駅から鹿児島中央駅までは、1時間半ぐらいで行ける(速い!)。
 親戚の話では、鹿児島市内は観光地として、とても楽しめるところだと聞いて、心が鹿児島市内にと動きました。

 以前、大学生だった息子とふたりで、航空機を使って、鹿児島空港で降りて、レンタカーを借りて、指宿(いぶすき)に宿泊して、開聞岳(かいもんだけ)とか池田湖を見学したことはありますが、鹿児島市内の見学体験はありません。

 うちの奥さんに聞いたらこれまで見たことがない桜島を観たいというので、鹿児島市内観光をすることにしました。
 今はまだ7月の始めです。訪問は初秋を予定しています。
 坐骨神経痛の痛みはもうすぐ消えそうです。歳をとりました。

(以下は、2023年10月9日に書いた記述です)
 予定よりかなり遅くなりましたが、昨日、鹿児島市内にあるホテルの予約を済ませました。
 訪問はいろいろ予定を調整して、12月の初めころにしました。ホテルの展望温泉風呂につかりながら、雄大な桜島をながめたい。楽しみです。

 その後、ニュースで、熊ではなく、鹿児島市内にイノシシが出たという報道を観ました。熊よりはだいじょうぶでしょう。

(今回の記述です。先週、12月のとある日に、鹿児島市内を訪れました。好天気に恵まれて良かった)
 名古屋駅から新幹線に乗って、岡山駅で九州新幹線『さくら』に乗り換えて、(家を午前10時ごろ出て)午後4時過ぎに『鹿児島中央駅』に到着しました。『さくら』は8両編成で、シートは通路の両側に2列で、ソファーに座っているようで快適でした。
 半世紀前ぐらい前(50年ぐらい前)のこと思うと本当に便利になりました。わたしがこどものころは、まだ蒸気機関車が走っていたし、架線式の電車ではなく、ディーゼルカー(軽油を燃料としたエンジン車)で、新幹線は、東京から新大阪までしかありませんでした。長距離は夜中に走る寝台車で移動していました。ブルートレインには何度も乗りました。
 ときどき思うのですが、いろいろと、こんなに便利な世の中になったのに、まだ文句を言う人がいるのかと残念になります。昔は、たいへんでした。
 くわえて、サラリーマンというものは、通勤が大変です。片道1時間45分ぐらいの通勤をしている人はざらにいます。さらにそれが転勤の人事異動辞令をもらうまでは、5年、7年と続くこともあります。朝は早く家を出て、夜は遅く帰るという繰り返しです。近頃は時短で残業はしてはいけないようですが、残業代を生活給として必要としている人もいます。だいじょうぶだろうか。
 そんなこともあって、長時間通勤に慣れてくると、片道5時間から6時間の電車や車での移動が苦にならず、なんとも思わなくなります。近いとは思いませんが、遠いとも思いません。
 今回思ったのは、博多駅-鹿児島中央駅間だったら、1時間半ぐらいなので、新幹線通勤ができそうです。仕事でも観光でも日帰りが可能です。

 鹿児島中央駅から乗ったホテルの無料送迎バスの車窓にときおりちらちらと西日を浴びた桜島の山がありました。夕映えに輝く桜島は、雄大で力強い。絵画作品で、葛飾北斎が描いた赤富士というのがありますが、ここ鹿児島では、赤桜島です。バスを降りたら写真を撮ろうと思っていましたが、下車するとチェックインの手続きにつながって、部屋に入った時は、もう日が暮れていました。また改めて、今ぐらいの好天の時期に、もう少し早い時刻に来ればいい写真が撮れそうだと思いました。

 ホテルのエレベーターの中に元気なこどもたちがいたので、ほかのお客さんとわたしたち夫婦でこどもたちに話しかけました。
 修学旅行だそうです。中学生かと聞いたら、小学生だと返事があったので、最近の小学生は背が高いなあと感心しました。
 あとでわかりましたが、おとなりの宮崎県から修学旅行で鹿児島県に来ていたのでした。
 熊太郎の小学校の修学旅行の行き先は、東京でした。当時は栃木県に住んでいたので、バスで東京へ行って、学生会館というところに泊まって、広い和室で枕投げ大会をしたことを覚えています。あとは、後楽園遊園地のジェットコースターに乗りました。だれと乗ったのかはもう覚えていませんが。とても楽しかった。あとのことは記憶がありません。どこを見学したのだろう。忘れました。
 いまどきのこどもさんは、ホテルのツインルームに泊まるのだろうか。枕投げ大会ができません。楽しいのに……

 次の写真は、翌日、日の出のころの桜島あたりの光景です。午前7時過ぎぐらいです。
 鹿児島市は日本列島の西の方に位置しているので、日没も日の出も時刻が遅く感じました。



 次から3枚の写真は、日の出前の桜島です。
 どの位置なのかわたしにははっきりとはわかりませんが、左から北岳、中岳、南岳と位置していて、南岳だけが噴火活動をしているそうです。(帰宅してから、12月10日日曜日に桜島が大規模に噴火したというニュースを読みました)
 見えている煙は、雲ではなく、噴煙です。







 次の写真では、わたしにはどれが何かはわかりませんが、左側の薄い山並みが、霧島とか高千穂だそうです。ホテルのどこかに貼ってあった掲示物にそう書いてありました。



 時間がさかのぼるのですが、前日日没後の桜島です。このあと真っ暗になってしまいました。



 なかなかいい感じだったので、またいつか来てもいいかなという気分になりました。船で桜島まで渡ってもいい。遠くはありません。こちらの陸から桜島までの距離は3kmと、どこかに表示がありました。
 次回は、訪れた『城山公園』とか『仙厳園(せんがんえん)』のことをアップしてみます。

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